事故報告書の大切さ

仕事柄、色々な企業の交通事故報告書を拝見する機会があります。

交通事故がなかなか減らない企業の事故報告書には、交通事故が少ない企業とは違いがある事に気が付きます。

たとえば交通事故が減らない企業の事故報告書では・・・。

 ・詳細な見取り図がない

 ・事故発生時の天候、道路状況、発生時間が不明瞭

 ・事故発生に至るまでの運転状況に関する情報がない

 ・事故の腹立たしさからか、ドライバーの反省コメントがない

 ・事故発生状況欄は「あいまいな表現が多く言葉足らず」

 ・原因欄は「急いでいた」「気付くのが遅れた」

 ・対策欄は「これからは気を付けようと思います」

「なぜ、急いでいたのか?」「なぜ、気付くのが遅れたのか?」「何に気を付けるのか?」「何をすることで再発を防止するのか?」を、管理者や上司と一緒に考えるべきだと思います。

原因を探究しないことで対策が生まれない事は、お医者さんに「原因がわからないので様子を見てください」と言われてるのと同じです。

「なぜ事故が起こったのか?」がわからないまま運転させる事は、リスクであり再発の可能性が高く、同様な事故への対策にもなりません。

また、事故報告書が雑な会社は、安全活動も雑になりがちです。

同じ仕事をしている先人の事故事例が“詳細に”記載された事故報告書は最も身近で参考になる“社内の安全教材”です。

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